色は薄い水色のパステルカラーでとてもかわいく持ちやすいサイズ。1台持ちとしても2台持ちとしてもおすすめできるスマートフォンです。
箱
箱の裏
ここに大まかなスペックが書いてあります。
スペック
CPU |
Snapdragon 650 |
OS | Android6.0(7.0にアップグレード可) |
メモリ(ROM/RAM) | 3GB/32GB |
microSD | microSD/microSDHC/microSDXC(最大256GBまで対応) |
外側カメラ | 2300万画素 |
内側カメラ | 500万画素 |
電池容量 | 2700mAh |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | ver 4.2 |
接続端子 | USB Type-C |
防水・防塵機能 | 防水(IPX5/8)・防塵(IP6X) |
おサイフケータイ | 海外版なし・国内版あり |
テレビ | 海外版なし・国内版あり |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 129mm×65mm×9.5mm |
重さ | 135g |
付属品
本体以外に
- USBケーブルtypeC
- イヤホン
- 説明書
がついてきます。
docomoやau、softbankのキャリアで買った場合はテレビを見るための線しか入っていないらしいです。(海外版はテレビが見れないためそのための線はついていません)
それにしてもなぜ日本のXPERIAはUSBケーブルすらつけてくれないのか...
商品の付属品の表記にはなかった変換プラグがついてきました。付いてくる充電器は海外仕様のため、そのままでは使えないのでとてもありがたいです。
こちらで購入したら親切に変換プラグをつけてくれました↓
デザイン
XZより小さいのでかなりスマートで持ちやすく、結構かわいい感じです。
表
裏
カラー
カラーは「ユニバースブラック」「ホワイト」「ミストブルー」「ソフトピンク」の全4色。
海外版にはピンクはなくdocomoのロゴはありません。
XZよりも淡い色で柔らかく優しい感じの色ですね。
ユニバースブラック
ホワイト
ミストブルー
ソフトピンク
防水・防塵機能
防水機能こそXPERIAの一つの強みですよね。
グローバル版は防水・防塵には非対応、国内版は対応と書いてありますが、海外版も国内版も作りはまったく同じです。つまり防水・防塵対策はしっかりできているということです。
ためしにmicroSDとSIMを入れるところを見てみるとしっかりとXPERIA XZと同じようにゴムパッキンが使われています。
防水、防塵にはどのくらいまで耐えられるかの規格があります。
簡単に書くと「XPERIA X Compact」は防水(8)、防塵(6)まで「iPhone7」は防水(7)、防塵(6)まで耐えることができます。ですがこれだけでは何のことかわからないので表を下に書きました。
防水性能についての表
保護等級 | 防水の程度 |
0 | 保護されない |
1 | 鉛直(重力の方向)に落下する水滴を受けても有害な影響は受けない |
2 | 鉛直から15度以内の範囲で落下する水滴を受けても有害な影響は受けない |
3 | 鉛直から60度以内の範囲で水滴が噴霧上に落下しても有害な影響は受けない |
4 | あらゆる法から水の飛沫を受けても有害な影響は受けない |
5 | あらゆる方向から水の噴流水を受けても有害な影響は受けない |
6 | あらゆる方向から強い噴流水を受けても有害な影響は受けない |
7 |
一定の水圧で30分間水中につけても有害な影響は受けない (ここまでは耐水) |
8 |
連続的に水中においても有害な影響は受けない (完全防水) |
防塵性能についての表
保護等級 | 防塵の程度 |
0 | 保護されない |
1 | 直径50mmを超える固形物が内部に侵入しない |
2 |
直径12.5mmを超える固形物が内部に侵入しない |
3 | 直径2.5mmを超える固形物が内部に侵入しない |
4 | 直径1mmを超える固形物が内部に侵入しない |
5 | 悪影響が生じる程度の粉塵が内部に侵入しない |
6 | 粉塵が内部に侵入しない |
バッテリー
バッテリー容量は2700mAhでXZよりも200mAh少ないですが、その分CPUが使う容量も少ないのでなんだかんだネット検索や音楽鑑賞などで使用してみるとXZよりもバッテリーのもちがいい気もしました。
microSD、SIM挿入部分
Androidの強みはやはりmicroSDが入ることです。写真や音楽、その他の様々なファイルやアプリまでもmicroSDに入れることができるので、容量がいっぱいになることなんてないですね♪
最大256GBまでのmicroSDを入れることができ、音楽や写真は全部microSDに入れるといいです。
私はこちらのSamsungのmicroSD(256GB)を使用しています。64GBくらいがちょうどいいかもしれません。
画質(ディスプレイ)
トリルミナス®ディスプレイというものを採用していて解像度はHDの720×1280です。
そして視野角が広く斜めから見てもはっきりと画像や動画を見ることができます。
さらに画質のモードが3つあり自分で設定できるようになっていて
- 「OFFモード」そのまま
- 「X-Reality for mobile」模様や輪郭を強調し、きめ細やかな質感や鮮鋭間を再現します。
- 「ダイナミックモード」色を強調することでメリハリのある鮮やかな画像になります。
というものがあります。
色や音などは個人的なもので人それぞれだと思いますので自分の一番好きな設定にしましょう!
なんやかんやOFFモードのままでもかなりきれいです。
下の画像はモードの例です。
XZでのスクリーンショットを使用しています。
OFFモード(左) X-Reality for mobile(右)
OFFモード(左) ダイナミックモード(右)
OFFモード(左) X-Reality for mobile(右)
OFFモード(左) ダイナミックモード(右)
※大差はありませんがバッテリー重視の方はOFFモードでの使用をお勧めします。
音質(ハイレゾやノイズキャンセリング)
正直私はあまり耳が良くないので音質の良し悪しはそこまでわからないですが、ハイレゾ対応なので対応音源を持っていればいい音質で音楽を聴くことができます。
そしてノイズキャンセル機能があるので、対応イヤホンやヘッドフォンで音楽を聞くとき、周りの環境の音を遮断してくれて音楽に集中することができます。
新幹線に乗っているときに使用しましたが、ほんとに音楽の音しか聞こえなくなります。
ノイズキャンセリングを使ったことない人はかなり驚くと思います!
ぜひおためしください。
カメラ
メインカメラ2300万画素、フロントカメラ500万画素となっており、かなり高画質な写真が撮れます。
そして他の機種のカメラと比べるとすぐにわかると思うんですが、広角がかなり広いので、被写体からあまり離れずに全体をしっかり移すことができます。
カメラの時もそうなんですが、ビデオを録画するときにも細かい設定ができかなりワクワクします。色合いやシーン、ビデオの解像度や手振れ設定など様々なものを選べます。
ここで私が驚いたのは手振れ設定で「OFF」「スタンダード」「インテリジェントアクティブ」の3つから選ぶことができます。「インテリジェントアクティブ」の設定で録画してみると結構揺れちゃったなーという時もほとんどブレてない動画を撮ることができていました。
前機種Performanceでの「インテリジェントアクティブ」モード
前機種でここまでのレベルの手振れ補正が効いているので今回はこれに加えて5軸補正(世界初らしい)も効きます。つまりもっと手振れ補正が効くということです!
NFC
NFCの場所はXZの時とは違い本体の裏側にあります。やはり背面にあったほうが便利ですね。
- XPERIAなど多くのソニー製品(最近はいろんな会社の製品も)には「NFC」という機能がついています。
(海外版ではロゴがおサイフケータイではなくNFCのマークになっています)
NFCは世界中で使われているもので、簡単に機器と接続できるものです。
例えば
- スマートフォンどうしでのデーターのやり取り
- カメラやプリンター、パソコン、ヘッドフォン、スピーカーなどとかざすだけで簡単に接続できる(もちろん双方にNFCがなければ使用できません)
- AndroidPay等のクレジットカード代わりにもなる
- SuicaやPASMOなどのICカードをかざすと残高を表示してくれるアプリもある
Suicaの残高確認は本当に便利で「あれ、お金はいってるっけ?」と疑問に思ったらすぐに確認できるので改札で他の人の迷惑にならずにすみます。
指紋認証
指紋認証はかなり便利ですね、いつも自分がよくする持ち方で登録しましょう。
5つまで指紋を登録することができるので、たいていの持ち方で解除できるようになると思います。中央や背面に指紋認証のボタンがあるわけではないので、解除した後の動作もスムーズ抜出来ます♪
手袋モード
このモードに設定すると文字通り手袋を使用したままでも操作が可能になります。冬などの寒いとき、手袋をつけてるときに外で操作をしたいけど、外すのは寒いしめんどくさいし...そんなことはなくなります。
速度
ステータスバーの電波強度を表しているアンテナの上部分に「LTE+」や「4G+」と表示されることから、一番新しい通信規格のPREMIUM4Gに対応していると思われます。
なので契約している回線ごとに様々ですが速度も十分に期待できるものだと思います。
一応wifiだと1GB回線で、上り下りともに200~300Mbpsの速度が出ます。
海外版と国内版(docomo等)の違い
動作はほぼ同じですが海外版と国内版(キャリア版)では少しだけ違ったところがいくつかあります。
国内版と比べ海外版の
メリット
- 邪魔で消せないキャリアアプリがない
- docomoなどのキャリアのロゴがない(背面に刻印されているもの)
- 国内版よりシステムアップデートが早く、より長く行われる傾向がある
- 初めからSIMフリー
- SIMがキャリアのものでなくてもデザリングができる
デメリット
- おサイフケータイが使えない(AndroidPayは使用できます)
- ワンセグやフルセグのTVは見れない
テレビが見れないのは正直悲しいですが、私はおサイフケータイは利用しないのでどうでもよかったです。
なんやかんやでテレビも見ないですが、国内版も海外版もVideo & TV SideViewという有料アプリが無料で使えます。ソニーのブルーレイをお使いなら録画したものやテレビ番組をスマートフォンで見ることができます。
残念なところ
これまで良いことを多めに書いてきましたが良くないと思うところもありました。
1つ目はXZの前の機種「XPERIA X Performance」からスモールアプリが廃止されていることです。すぐにメモを取ったりストップウォッチを出したり、録音したり計算機を出したりできて本当にとても便利なものでした。できることなら復活させてほしいです。
サイズは大きくていいから性能が高いものが欲しいと思ったら
X Compactの上位機種XPERIA XZというものがあります。画質はフルHDでバッテリーは200mAh多くインカメラも1320万画素あります。そしてもちろんCPUの性能も上がり4K動画が撮れるようになります。サイズは大きくなるので持ちにくくなりますがおすすめできるスマートフォンです。
XZについても同じようにレビューを書いているので気になったら見ていってください。
まとめ
XPERIA XZのミドルレンジX CompactはCPUの性能は下がったものの持ちやすいサイズでかなり使いやすいです。
XZと同様にハイレゾでノイズキャンセリング機能も付いているので音楽を存分に楽しめます。充電速度も速く通信速度も早い。
完全防水でお風呂でも使える最高なスマートフォンです。
1台持ちとしてももちろんおすすめですが、BICSIM(IIJMIO)などにすれば月額1600円ほどで済むので2台持ち用としてもかなりおすすめできるスマートフォンです。
本体の価格が気になればBICSIMなどにして月額を安くすればいい話ですしね。
BICSIMの記事も書いています、こちらをクリック。よかったら見ていってください。
XPERIA X Compact公式動画
公式サイトはこちら↓
最後まで読んでくださいありがとうこざいました。
スマートフォンを選ぶ際の参考にしていただけたらうれしいです。
他にも記事を書いていますので見ていってくれると嬉しいです♪
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